中国の胡錦涛国家主席は8日、北京でアメリカのローレンス・サマーズ国家経済会議(NEC)委員長、トーマス・ドニロン大統領次席補佐官(国家安全保障担当)と会談した際、中米は世界的な視野と戦略的な角度から両国関係を推進すべきだと述べました。
胡主席はこの中で「現在、世界経済の回復と成長には多くの不安定要素が存在し、各種の世界的な課題が際立ってきている中で、両国の前向きな協力を推進することはさらに重要になってきている」として、「中米双方は21世紀の前向きで全面的な協力を構築するという方針に沿って、各分野での対話や交流、協力を推進し、共同の利益を絶えず開拓して、両国関係が発展する中で直面する課題を適切に処理し、中米関係の健全な発展のために共に努力していきたい」考えを示しました。
これに対して、サマーズ国家経済会議委員長とドニロン大統領次席補佐官は、オバマ大統領は米中関係を重視しており、就任以来20ヶ月の間に、米中両国首脳は6回も会談して、両国関係の発展に重要な役割を果たしたとして、米中の協力は両国の利益に合致し、世界の安定と繁栄に極めて重要で、アメリカは中国と共に努力して、ハイレベル対話と交流を強化し、各分野での協力を深め、拡大して、食い違いを適切に処理し、米中関係を絶えず推進していくと述べました。(翻訳:ヒガシ)
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