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 中国、半島問題で大同小異を求めると主張

2010-12-14 21:31:05     cri    

 中国外務省の姜瑜報道官は14日、北京で「各国が小異を捨てて大同につくという姿勢で、積極的な行動と協調を取り、六カ国協議再開、半島の非核化および半島の平和と安定のために、共同で努力していく」という中国政府の立場を表明しました。

 この日の定例記者会見で、姜瑜報道官は「中国は、関係各国が集まって、当面の重大な問題、特に朝鮮半島情勢の緩和、北東アジアの平和と安定などについて、突っ込んだ意見交換を行うことを希望している」とした上で、「中国側の提案に対しては前向きに検討し、タイムリーで積極的な回答を希望する」と表明しました。

 また、姜報道官は「半島情勢の悪化はいかなる国にとっても利益にならない。各国が同じ目標を目指して、自制を保ちながら建設的な対話と接触を行うことを、中国政府は期待している」と強調しました。

 さらに姜報道官は、戴秉国国務委員がこのほど朝鮮を訪問したことについても紹介しました。これについて、姜報道官は「中朝双方は、各国が自制を保ち、責任感のある態度で、情勢のエスカレートの防止や、半島の平和と安定の維持に、建設的な役割を果たすべきだと一致している」とした上で、「中国が提案した六カ国協議団長会議の緊急招集に、朝鮮は積極的な姿勢を見せいている」と明らかにしました。(朱丹陽)

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