3日午前、北京-上海高速鉄道の棗荘から蚌埠までの先導区間の試験で、中国南車集団の研究製造による新世代車両、「和諧号」380Aが486.1キロの最高時速を記録しました。今年9月、上海-杭州間の高速鉄道が試運転で時速416.8キロを出したのに続き、中国の高速鉄道は再び、記録を更新しました。
北京-上海高速鉄道は北京、天津、河北、山東、安徽、江蘇、上海の7省・市を横断し、全長1318キロです。今年11月15日、全線の敷設工事が終了しました。2011年末に開通予定で、北京から上海までを4時間で結びます。棗荘-蚌埠区間は北京-天津高速鉄道の整備において、モデル的な役割を果たす「先導区間」として位置づけられています。
現在、中国で運行中の高速鉄道は、総延長が7531キロに達し、一日あたり1000余りの車両が走行しています。1日あたりの乗客数はのべ100万人に達しています。(翻訳:王小燕、吉野)
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