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 人間安全保障報告、経済のグローバル化は紛争を減少

2010-12-03 11:28:49     cri    

国際・交流へ

 国連ニュースサイトの報道によりますと、カナダサイモンフレーザー大学人間安全保障研究センターは2日、「2009-2010年の人間安全保障報告書」を発表しました。この報告書は「今世紀に起こった国際紛争の件数は年平均して、一件にもならず、1950年代の年間6件より大幅に減少したと共に、紛争による死亡者数も激減した。その理由の一つとして、世界経済の相互依存性がますます向上し、戦争のコストが高まっていることにある」と述べています。

 この人間安全保障研究プロジェクトの責任者である国連のアンナン元事務総長の顧問アンドリュー・マック氏はこの日、ニューヨーク国連本部での発表式で、「グローバル化によって、各国間の経済相互依存性が絶えず強められ、国際貿易と外国の直接投資の増加は戦争のコストを高めた一方、戦争の利益を下げた。国家間の相互依存性が絶えず強まる状況の下、他国に戦争をしかけるのはあたかも自国に戦争をしかけることになる。また、冷戦終結後、民主化が更に一歩すすめられ、国民の収入が増え、平和を求める国際的な努力などの要素によって、世界範囲の武装衝突のリスクが減少された」と述べています。(翻訳:董燕華)

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