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　WTO・世界貿易機関のラミー事務局長は、11月30日、「ドーハラウンド交渉の最後のカウントダウンが始まった」と述べました。

　ラミー事務局長によりますと、12月から農業と非農産物市場の参入などの分野で強力にグループ別交渉を行い、できる限り2011年第一四半期までに各分野の新しい交渉草案を提出したい、ということです。

　新しい草案が無事に完成すれば、WTOが来年の6月ないし7月に協議の枠組を確定した上で、来年の下半期に協議を充実させ、年末に開催されるWTO閣僚級会議で、ドーハラウンドに関する総括協議が採択される見通しです。（翻訳：任春生　チェッカー：大野）