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 胡主席、「G20は金融危機の根本な原因を検討すべきだ」

2010-11-03 21:30:58     cri    

 胡錦涛国家主席は2日、「まもなくソウルで開催されるG20サミット(20ヶ国・地域首脳会合)では、団結を保ち、国際金融危機を誘発した根本的な原因を解決し、世界経済の復興の勢いを保つことについて検討すべきだ」と語りました。

 フランスとポルトガルへの訪問に先立ち、胡主席はフランスの新聞「ル・フェガロ」とポルトガルのLUSA通信の取材を受けましたが、胡主席はその際、「今回の首脳会合で各国は、次のことについて終点的に検討すべきだ。それは、マクロ経済政策を協調し、市場への自信を取り戻し、世界経済の復興の勢いを強めること。国際金融システムの改革を推し進め、新興国と発展途上国の国際金融機構での発言力と代表性を強化させること。南北の発展におけるアンバランス問題を解決し、国連のミレニアム開発目標達成に政治的な支持を提供すること。そして貿易保護主義に反対し、ドーハラウンドを推し進めることだ」と語りました。

 胡錦涛主席は、「中国の為替政策は一貫したものであり、責任を負っている。中国は、主動性があり、コントロールができ、徐々に進めるという原則に基づき、管理下にある変動的為替制度を整備していく。市場の需給におけるその役割をより多く果たし、人民元為替レートにより大きな弾力性を付け、合理的かつ均衡的なレベルを保っていく」と述べました。(翻訳:イツゴウ)

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