中国国家情報センターの祝宝良研究員は6日、「2011年から、中国経済の成長は鈍化する。ただインフレ圧力が強まる可能性が高い」と述べました。
また、「急速な経済成長を実現する条件は依然として存在しているが、金融危機に対処するために実行した景気刺激策は最終段階に入っている。また、不動産業への投資縮小や貿易保護主義の台頭などの影響を受け、来年の中国経済成長のペースは著しく緩慢になるだろう」という見方を示しました。
これに先だって、世界銀行は、2011年中国の経済成長率は2010年度の10%から8.7%に低下するという予測を発表しました。(万、吉田)
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