中国商務省対外貿易局の蘇晶商務参事官は26日に、寧夏回族自治区の中心地、銀川市で開催された「第1回中国・アラブ経済貿易フォーラム」で、「中国とアラブ諸国の経済貿易の見通しは明るい。貿易の規模を拡大するために、双方は協力を強化し、貿易の便利化を高めるべきだ」と述べました。

　蘇晶参事官は「中国とアラブ諸国の貿易は互いに補完性を持ち、双方の投資分野での協力は安定して進んでいる。また、保護貿易主義に反対する上でも、同じ立場に立っている。そして経済の迅速な発展は世界経済の回復に貢献するとともに、双方の経済貿易の協力を拡大するために新しい機会を提供した」と述べました。

　また蘇晶参事官は、「双方は協力を強化し、企業、特に中小企業の国際貿易参与のコストを減少し、双方の貿易協力の持続的な発展を促進すべきだ」と語りました。（翻訳：玉華　チェック：吉野）