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 「柳田泰山北京書道展」中国美術館で開催

2010-11-03 21:52:04     cri    

 
墨をつけている柳田泰山さん          大筆で「華」を書く柳田泰山さん

 
大筆で「華」を書く柳田泰山さん

 オープニングセレモニー終了後、柳田泰山さんは会場内で5メートル四方の紙に、重さ20キロ、墨をつけて30キロになる大筆で書く――「席上揮毫」を披露し、「華」という字を書きました。


取材に答える柳田泰山さん

 その後、柳田泰山さんは取材に応じ、「父と自分の書道作品が同時に展示されたのは初めてです。僕は日本にあるいろいろなお寺に作品を渡しました。それが今回同時に展示されました。全部そろったのは初めてであり、東京でもこのようにはできません。とても感無量です。中国の方々も多く来てくれましたが、正直に言って私には自信がなく、まだまだ書道の上では若いのです。劉徳有先生をはじめ皆さんの暖かい力をいただきまして、本当にありがとうございます」と控えめに語っていました。


取材に答える孔令文さん

 なお、今回の書道展は柳田泰雲さんの生前の親友である名誉棋聖の藤沢秀行さんの作品も展示されました。また柳田泰山さんの弟子で中国の囲碁棋士聶衛平さんの息子さん孔令文さんも本書道展の開幕式に参加しました。孔令文さんは10歳の時に母に連れられ、日本に向かいました。その後1998年にプロである日本棋院の棋士となり、2007年に六段になったのです。今後、書道や囲碁の分野でも、孔令文さんは中日両国の交流のため貢献し続いているのです。

 今回の展示会は11月の10日までです。(取材:傅穎 オウギ 李陽)


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