父·柳田泰雲の作品――瑞龍興雲　 　　　柳田泰雲の親友である藤沢秀行の作品――一期一会

父·柳田泰雲の最高傑作――鄧小平氏に贈呈された紺紙金泥「孫過庭·書譜」

　柳田泰山さんは1950年東京で生まれ。曽祖父の柳田正斎、祖父の柳田泰麓、特に父の柳田泰雲も日本の書壇における巨匠です。1975年、柳田泰山さんは新義真言宗総本山根来寺で約一年半の仏道修行に入りました。その後、経典の百箇寺奉納という大志を立て、1994年の高幡不動尊への般若理趣経の奉納を初めとし、今まで40点ほどを完成しました。いずれも二千数百字から三千余字の大作です。そして1993年、柳田家の書道を普及させることを目的に「泰書会」を設立させました。