国連による化学兵器防護活動と救助演習が11日から15日までチュニジアで実施されました。国連の化学兵器禁止機関、南アフリカ、スペイン、インド、スイス、フランス、リビア、トルコ、アメリカなどの10ヵ国は今回の演習に、医療、検査と測定、緊急関与と有毒物質の排除などの支援も行いました。
化学兵器禁止機関の関係者によりますと、世界範囲での化学兵器の禁止・撲滅活動はかつてない進展を収めましたが、一部の国際テロ組織は化学兵器をすでに入手し、あるいはこれを得ようとしている証拠があるということです。この演習は化学兵器によるテロ襲撃事件の発生に対応するため、化学兵器禁止機関と参加国の防護及び救助人員を育成するというねらいを持っています。(翻訳:任春生 チェッカー:新出)
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