中国の中央銀行である中国人民銀行は29日、『海外機関の人民元銀行決済口座の管理規則』を発表しました。それによりますと、海外機関の人民元口座と外貨口座、そして、海外機関と国内機関の銀行決済口座を区分して、それぞれ管理を行い、反マネーロンダリングの規定を守り、海外機関の銀行決済口座の資金の流れを厳しく監督するということです。この『管理規則』は10月1日から実施されます。

　関連の規定によりますと、海外機関が人民元建ての銀行決済口座を開設する場合ば、各地にある中央銀行支店の審査を受け、中央銀行は条件に符合した海外機関に基本預金口座の開設許可証を配布します。また、国内銀行の場合は、海外機関の資格や口座開設の資料の真実性、合法性に対して審査を行うほか、口座を持っている海外機関に対して年度検査を行うということです。（09/30　翻訳者：Lin　チェッカー：大野）