上海国際博覧会は世界の注目を集める焦点となっているだけではなく、台湾海峡両岸が交流する大舞台ともなっています。
上海万博が開幕して以来、万博会場には「台湾」にかかわる元素がいたるところにもあります。上海で事業を発展している台湾のデザイナー巫永堅氏のデザインが万博マスコットキャラクター海宝のベースになったり、万博園内には台湾館、台北案例館、震旦館などのパビリオンがオープンしています。また中華料理街には台湾企業が提供した台湾グルメがあります。そして台湾観光客は毎日情熱をもって上海万博を見学しています。
同時に台湾でも、万博への関心が高まっています。メディアは多くの情報を報道するだけでなく、職員の万博見学に便宜を図るため有給休暇を提供するメディアもあります。多くの台湾同胞は上海万博を契機に大陸に戻って、親戚と友人を訪ねています。また上海万博は大陸の発展と開放を表現しており、上海を訪れたことのない多くの台湾の人々は万博を通じて上海、ないし現在の大陸を理解しています。(翻訳:玉華 チェック:吉野)
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