IMF・国際通貨基金は9日、雑誌「金融と発展」の最新号に、世界でミレニアム目標の実施状況を評価する文章を発表しました。この文章は、「世界で最貧困の状況が著しく減少され、全面的な基礎教育が実施され、高等学校へ入学する性別比率の格差も低下した。しかし、世界経済危機前のミレニアム目標の実施の勢いを取り戻すには多くの事をやらなければならない」としています。
IMFは「発展途上国が金融危機から回復する速度は予想より速い。しかし、今後数年間、ミレニアム目標の進展はおそく、その実現が計画より5年遅れ、2020年になるだろう」とみています。
今年で予定されるミレニアム目標の実現まで、5年しかありません。今月20日から22日まで、世界各国の指導者はニューヨークで開かれる各国首脳会議に出席し、ミレニアム目標の実現を推進して行きます。(翻訳:董燕華)
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