IMF・国際通貨基金は21日、報告書を発表し「世界経済の回復に伴い、新興国はそれぞれの経済状況によって異なる出口政策を実施すべきだ」という考えを表明しました。
この報告書には、「先進国で起きた金融危機は新興国に明らかに異なる影響を与えた。その理由はそれぞれの外貨準備高や、政策空間、融資の制限が違うからだ」としています。
また、「新興国の経済回復も異なっている。危機の前に経済状況が良かった国は、危機後の回復も他の国より迅速である。危機後、先進国にしても新興国にしでも、経済的な基盤の回復を図り、安定した経済回復を実現するため」と指摘しました。(万、大野)
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