香港特別行政区財政局の曾俊華局長は30日の記者会見で、台湾当局は香港政府観光局が台北に正式に事務所を設置することに同意すると表明しました。

　「香港台湾経済文化協力協進会」と「台湾香港経済文化協力策進会」の第1回連合会議が30日に台北で開かれました。曾俊華局長と台湾両岸事務主管部門の責任者である頼幸媛氏が会議に出席し、挨拶しました。

　会議後の記者会見で、曾俊華局長と頼幸媛氏は「会議では、双方がいくつかの分野における協力について検討し、積極的な共通認識に達成した」と述べました。

　それによりますと、双方は各方面における交流を一段と促進していくことや、また、長期にわたる協力と意志の疎通に便宜を提供するため、台湾側は香港が台北に綜合的な事務所を設置することを歓迎すること、そして、共に観光協力を推進し、香港と台湾の金融業務の監督管理協力の強化を支援していくことなどで、同意したということです。（翻訳：董燕華）