欧州委員会の税収と関税担当のアルジルダス・セメタ委員は、30日に、「ここ数年、EUと中国税関の協力により大きな成果を収めた。今後も中国との対話を継続し、双方の貿易の発展と協力にさらなる基礎を築きたい」と述べました。

　中国訪問中のアルジルダス・セメタ委員は、メディアの取材を受けた際、「2009年の1月に、双方は『知的財産権保護行動』に調印した。これは双方の税関と関連部門の情報交換に利便を提供した。この計画の実施期間を2012年の末まで延長することを提案した」と語りました。

　アルジルダス・セメタ委員はさらに、「これまでの5年間で、中国は、立法活動を強化し、ブランド製品の偽物の取り締まりで進展を遂げた。是非、この勢いを今後も保ってほしい」と期待を示しました。（翻訳：任春生　チェッカー：吉野）