中国国家発展改革委員会の張平主任は26日北京で、「2020年までに、中国の食糧生産力は5500億キロに達し、人口の増加や国民の生活レベルの向上、そして経済発展などの諸要素を考えると、食糧の自給率は95％以上になるだろう」と述べました。

　これは張平主任が全国人民代表大会常務委員会で、ここ数年の食糧安全確保の情況を報告した際述べたものです。張主任は、「中国はほぼ自国の力で食糧の安全を保障している。今後は耕地の保護を進め、科学技術の進歩を頼りに、食糧の総合生産能力を高めていくため、政策と資金投入の面から支持していく」と語りました。

　2004年以来、中国は6年連続して豊作を収めました。2009年の食糧生産高は5308億キロとなり、食糧自給率は95％以上を保っているということです。（08/26　翻訳者：Lin　チェッカー：Kokusei）