中国農業省の危朝安次官はこのほど、「食糧、綿花、食用油の増産のため、今年、各級の財政部は6.2億元を投入することになる」と明らかにし、モデル事業として全国の1700の県で実施されることになります。

　これは、危朝安次官が全国食糧・綿花・食用油増産活動会議で述べたものです。これについて、危次官は、「食糧が5年連続して増産した上で、より安定した発展という目標を達成しなければならない。その重要な措置として増産のルートを拡大し、単位面積の生産高を高めることである」と強調した上で、種の開発や植物保護、肥料の配合などにおける優遇政策を、1700の県で優先して実施するよう、各級農業部門に求めました。

　（朱丹陽）