北京市政治協商委員会の主催した「人口と資源環境の協調と発展」と題するシンポジウムによりますと、資源輸入型大都市として、北京では、98%以上の資源が地方からの輸入に頼っています。一方、膨大な人口問題を抱え、水、電気、ガス、ガソリンなど、資源の供給は大きな試練にさらされ、人口の過剰拡大はインフラ公共サービスや社会管理に大きな圧力をかけています。
人口の過剰拡大と水資源や土地資源の不足という矛盾は北京の発展を制限する最重要な要素となり、人口の過剰拡大を如何に抑えるかが北京市が直面している急務な問題だと見られています。
ちなみに、国務院の発表した『北京市都市全体計画(2004-2020)』によりますと、2020年までに、北京市の総人口は1800万人近くに抑えると求められています。(08/16 翻訳者:Lin チェッカー:畠沢)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |