韓国関税庁が12日に伝えたところによりますと、韓国哨戒船「チョンアン号」沈没事件の影響を受け、韓国と朝鮮の関係は、停滞状態となっていますが、今年上半期までの韓国と朝鮮の貿易額は9億8千万ドルを越え、去年同期に比べて52.4%増え、最高記録を更新しました。

　専門家によりますと、韓国政府は5月の末から朝鮮との貿易を中断したため、6月の貿易に影響を与えました。しかし、韓朝貿易額の70%を占める開城（ケソン）工業団地はこの影響を受けず、今年の1月から規模を拡大し続けているため、今年上半期までの貿易額が上昇したということです。（翻訳：任春生　チェッカー：吉野）