8月9日から13日にかけて宝鋼大舞台で開催された上海万博の「海南省ウィーク」では、海南省に住む中国少数民族の一つであるリー族の刺青文化が披露されました。刺青は海南リー族の伝統的な風俗習慣で、特に女性が大人になると必ず刺青を入れます。これはいわば成人女性のシンボルマークです。今まで、刺青をしている女性の年齢は大体50歳以上です。一方、現代社会の様々な影響で刺青を入れたいと思うリー族の若い女性は段々少なくなってきています。このような状態が続けて行くと、20年後、この伝統的な風俗文化が消えてしまうのではないかとみられます。（馬　玥）