イランの最高指導者ハメネイ師の国際問題顧問を務めるベラヤティ氏は9日、訪問先のシリアで、イランの核開発問題について「対話によって解決したい」との姿勢を示しました。
ベラヤティ氏は、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館で行われた記者会見で、「アメリカの行動そのものが矛盾していることから、イランはアメリカを信用しない。イランは国際法と国際条約に基づいて核を平和的に利用する決意があり、アメリカから威嚇や制裁を受けてもこの点は変わることはない」と強調しました。
アメリカが最近、イランを脅かす姿勢を示していることについて、ベラヤティ氏は「その目的がイランに自分の原則を放棄させることにあるなら、それはただの幻想に過ぎない」と述べました。
アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」によりますと、クリントン国務長官はこのほど、「イランの核開発問題を解決するため、アメリカはあるゆる選択肢を考えている」と述べたということです。(鵬)
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