タイの首都バンコクの中心地にある商業区で、25日、爆弾テロ事件が発生し、少なくとも10人が負傷しました。
国営タイ通信社(TNA)によりますと、現地時間の25日午後5時50分ごろ、バンコク市中心部にあるスーパーマーケット付近のバスターミナルで爆発事件が発生しました。現在、負傷者が付近の病院に運ばれて治療を受けています。
「バンコク・ポスト」は警察当局の話として、「負傷者のうち、少なくとも1人が重症で、2台の自動車が爆発で壊された。初歩的な調査によって、爆発物は黒いビニールの袋に入れられたもので、遠隔操作或いは時限装置で起爆したものだろう」としています。
今回の爆発は、バンコクの第6選挙区の下院議員補欠選挙の日に発生しました。爆発現場が今年3月から5月まで「反独裁民主連盟(UDD)」が集会をした場所からわずか数百メートルのところにあることから、各方面の注目を集めています。(翻訳:玉華 チェック:大野)
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