中国人民銀行は8日「中央銀行貨幣政策委員会は、2010年上半期の信用貸付額の増加は合理的なものと認め、これからも、経済と金融情勢の発展に注目し、様々な政策を通じて貸付の適度な増加を保障する」と伝えました。

　また、同委員会は「これからも、引き続き適度に通貨の緩和政策を実施し、政策の連続性と安定性を保つと共に、貸付システムの健全化を進めていく」と強調しました。

　人民銀行のデータによりますと、今年5月までの、新規貸付は4兆元（日本円でおよそ53兆円）で、昨年同期より3割減少しました。（万、丹羽）