中国国務院台湾弁公室の王毅主任は29日午後、重慶市で台湾海峡交流基金会の江丙坤会長と会見しました。

　王主任は、「『海峡両岸経済協力枠組協定(ECFA)』の調印は、両岸経済関係の正常化プロセスを推進し、両岸経済往来の自由化の目標を明確にし、両岸経済協力システムのプラットホームを構築したとともに、両岸の経済関係が新たな段階に入ったことを物語っている」と述べました。

　王主任はまた、「『海峡両岸経済協力枠組協定(ECFA)』の調印は、両岸の経済競争力の向上、国際競争の対応、中華民族の利益促進、地域経済一体化の機会と挑戦の共同対応などにプラスとするものである」と述べました。（翻訳：張強　チェッカー：国清）