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G8サミット、共通認識に達し、発展に注目

2010-06-27 17:12:15     cri    

























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 2日間のG8サミット・主要8ヵ国首脳会議が26日カナダで閉幕しました。この会議で、8ヵ国の指導者は、発展、貧困撲滅、世界経済のチャレンジへの対応、地域の平和と安全保障問題で共通認識に達しました。また、これらの共通認識が盛り込まれた「ムスコカ宣言」が発表されました。

 26日午前、アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ドイツ、イタリア、日本、ロシアの8ヵ国の指導者がカナダに集まりました。また、カナダの提唱のもとで、アフリカとラテン・アメリカの10ヵ国が始めてG8サミットに招かれ、発展問題について議論を行いました。このサミットでは「ムスコカ・イニシアチブ」が採択され、今後5年間で50億ドルを調達し、世界の最も貧困な地域で生活している母親と児童の生活改善に使用されます。この提唱で集められた資金は70億ドルを越え、このサミットの焦点となっていました。

 一方、世界経済の情勢はまだ安定しておらず、8ヵ国がいかに調整して国際経済の情勢がもたらした問題に対応するのかが注目されていました。金融税の課税、支援策出口戦略メカニズムの稼動、財政赤字への対応などの問題でアメリカとEUの意見の食い違いがまだ大きいというこ とです。カナダは2013年までに財政赤字を半減させると発表しました。閉幕後に開かれた記者会見でのカナダのハーパー首相の話によりますと、この問題で明らかな進展は見られなかったものの、各国が金融業の安全を維持することで目標が一致したと強調しました。また、ハーパー首相は、「金融業の安定を維持し、財政赤字を減少させることは、世界経済の回復に関わっている。G8の指導者らはこの問題を議論した。また、ある程度の共通認識も得た」と述べました。

 8ヵ国の指導者は、「ムスコカ宣言」の中で自由で開放された市場は世界経済の回復を維持する重要な手段だと指摘しました。ハーパー首相は、「現在、世界経済の回復の趨勢がまだ明らかになっていないうちに、自由貿易を促進することは各国の共通目標である。G8は引き続き努力する」と述べました。

 カナダ政府はそのほかの国の政府とともに、両国間ないし地域の貿易協定の交渉を行っています。ハーパー首相は「今後、G8は引き続きドーハ・ラウンド交渉を推進し、時間をかけて問題解決の方法を見出す。両国間ないし地域間の努力によってこの目標に迫る」と語りました。

 G8の多くの国はNATOのメンバー国でもあります。しかし、日本、ロシアは国際と地域安全情勢の維持に重要な役割を果たしています。今回の主要8ヵ国首脳会議で、各国は、核拡散の防止、イラン核問題、朝鮮半島の核問題、アフガニスタンとパキスタン情勢について議論しました。このうち、アフガニスタン問題で協力を強化することで合意しました。

 閉幕後の記者会見で、ハーパー首相は、「G8が約束を守り、問題を解決するのは、G8の有効性と効率性の体現である。今回の会議はすべてのメンバー国が主要な国際問題で共通の目標を探し出すことを促した」と述べました。(担当:任春生 チェッカー:吉野)

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