新華社によりますと、G20トロント・サミットがまもなく開催するに当たり、欧州理事会のファンロンパイ議長とEU委員会のバロッソ委員長は23日、EU加盟国の財政を強化させ、G20メンバー国が銀行税の徴収に合意するよう働きかけるとの立場を強調しました。
ファンロンパイ議長とバロッソ委員長は、ほかのG20メンバー国に当てた手紙の中で、「EUはG20トロント・サミットの主な目標が依然として経済成長と持続的な発展を保つことであることを願っている。経済刺激策をやめるのが遅すぎると財政の安定を脅かす。そのため、今回のサミットでは相互に協調しつつ、しかも異なる退出策を作るべきだ」と述べました。
また、国際金融監督管理の改革について、両氏はトロント・サミットでもう一度強調することが必要だとしています。
さらに、今度のサミットでEUは、G20メンバー国が銀行税と金融取引税の徴収に合意するよう促すと表明しました。(訳:恂、チェック:金井)
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