中国の胡錦涛国家主席は、招きに応じ、カナダのトロントで行われる第4回G20首脳会合に出席します。中国外務省の崔天凱次官は18日、北京での記者会見で「今回のG20首脳会合を通じて、G20が国際経済協力の主要フォーラムとしての役割が強化されることを期待している。今回の首脳会合で、マクロ経済政策の調整の強化、金融管理改革の推進など5つの面で具体的な成果が収められることを期待している」と述べました。
今回のG20首脳会合に対する中国の期待について、崔天凱次官は、「第1は、有力で持続可能かつバランスの取れた経済成長の枠組で具体的な政策を実施し、G20メンバー国のマクロ経済政策の調整を強化し、世界経済回復の勢いを維持すること。第2は、11月のソウルG20首脳会合の開催までに、国際通貨基金が新しいラウンドの割り当て額改革の完成を促すこと。第3は、金融業の管理改革を引き続き行い、特に格付け機関への監督・管理を強化すること。第4は、様々な保護貿易主義に反対し、ドーハラウンド交渉を推進すること。第5は、発展問題にさらに注目し、9月に開かれる国連ミレニアム発展目標のハイレベル会議に政治的な支持を提供すること」という以上の内容を明らかにしました。(翻訳:任春生)
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