主要20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議に出席している中国の謝旭人財務相は14日イギリスのホーシャムで、「今回の会議は共に経済、金融危機に対応する積極的なシグナルを国際社会に伝えた。これは市場の自信増加、経済と金融情勢の安定促進にプラスとなる」と述べました。

　これは閉会後インタビューの際述べたものです。謝旭人財務相はこの中で、「中国側は討議に積極的に参加し、当面のマクロ経済情勢、各国の対応政策、国際金融システムの改革および金融監督管理の強化などの議題について各方面と交渉を行った」と述べました。

　謝旭人財務相はさらに、「会議は幾つかの方面で共同認識に達した。マクロ政策に対する協調を強化し、市場の自信を回復させること、国際経済貿易協力を深め、貿易と投資の保護主義に反対すること、金融監督管理を強化し、国際金融機構の改革を推進すること、発展途上国の代表性と発言権を増やすことなどである。これはまもなく開かれるG20・金融サミットの開催の準備となった」と述べました。（翻訳：ooeiei）