現在中国のインターネット市場では、動画サービスが急ピッチで成長しています。中国政府が8日に発表した「中国インターネット発展報告」によりますと、2009年末までの動画の利用者数は2億4000万人に達し、インターネット利用者数の62.6%を占めています。

　今回の連携では、中国国際放送局がプロバイダーとなり、マイクロソフト社が技術サービスを提供します。中国国際放送局は放送言語が多いというメリットを生かし、海外のニュース、映画、ドラマ、エンターテイメントなどの番組を提供します。

　中国国際放送局の馬為公副編集長は「今回の連携を通じて、マイクロソフト社との協力分野を拡大していきたい」と述べました。またマイクロソフト社の責任者張亜勤氏は「中国国際放送局のような国家レベルのメディアと連携できて、嬉しく思っている。今後、多くの中国のユーザーに、より豊富なエンターテイメント情報などを利用してもらいたい」と述べました。（朱丹陽）