イスラエルのネタニヤフ首相は1日、政府高官と協議の上、「国際支援船団の数百人の団員を釈放し、それぞれの国へ送り返す」と発表しました。
しかし、ネタニヤフ首相は「ガザ地区への封鎖を続け、兵器の流入を防ぐ」と述べました。
イスラエル首相事務室の報道官は、「ガザ地区へ進入する支援船団があれば、それを阻止する政策は変わらない」と述べました。
これに対し、国際社会はガザ地区への封鎖を解除するよう呼びかけています。
国際支援団体「フリー・ガザ・ムーブメント」は、「人道的救援物資を引き続き調達して、ガザ地区へ輸送する」と述べました。
国連人権理事会はこの日、特別会議を開き、イスラエルの行為を非難しました。
アメリカのオバマ大統領は1日、トルコのエルドアン首相と電話会談した際、「アメリカは、イスラエルの国際支援船団襲撃事件に対する調査を支持する」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:吉野)
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