第二回中米戦略経済対話枠組内の戦略対話スポークスマン馬朝旭氏は24日北京で、「中米双方は新しい時代における両国関係推進について踏み込んだ意見交換を行なった」と述べました。
馬朝旭スポークスマンがこの日の記者会見で、「戦略対話の大範囲会談のテーマは、新しい時期における中米関係の推進であり、これには五つの議題、つまり、二国間の全般的関係、医療衛生面での協力、税関分野の協力、エネルギー、環境と気候変動分野の協力、それに両国軍隊の関係である」と述べました。
馬朝旭スポークスマンまた、「中米関係をいかに推進するかという点では7つの点がもっとも重要だと中国は見ている」とした上でこの7つの点を紹介しました。
それは、第一に、両国元首が達した共通の認識事項を真剣に実施し、21世紀の建設的な、協力的、かつ全面的中米関係の構築に終始努め、確実な行動に出て共同のチャレンジに対応できるパートナーシップを徐々に構築していくこと。第二に、中米間の三つの共同コミュニケと「中米共同声明」は、新しい時期における中米関係を発展させる上で遵守すべき基本原則であることから、双方はこれを確実に実施すべきであること。第三は、アメリカ側が中国側の核心的利益と重要な注目を尊重し、特に台湾とチベットなど敏感な問題を適切に処理すること。第四は、経済協力と貿易、エネルギー、環境、テロ取締りなど分野の交流と協力をこれからも深め、高速鉄道、インフラ施設など新しい協力分野をこれからも開拓していくこと。第五は、双方は金融危機のあとのマクロ的な金融政策と経済政策分野の協調を強め、重要な国際問題と地域問題における意思疎通と協調を維持し、国際金融機構の改革、気候変動など世界的問題での協議と協調を強化すること。第六は、両国の立法機構、政党関、地方間、学術機構間と青年の間などの交流を徐々に推進し、中米間の人文的交流メカニズムと留学生の相互派遣など協力プロジェクトを真剣に実施し、中米両国国民の相互理解と友情を増進すること。それに第七は、新しい時期における中米関係の発展にプラスとなる世論環境を作り上げることです。
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