中国の習近平国家副主席は21日北京で、全米商工会議所のトーマス・ドナヒュー会長と会談しました。

　習副主席はその際「中米双方は絶えず対話や協議、協力を増進させ、両国関係における重要かつ敏感な問題を適切に処理し、中米関係の前向きな発展を推進していくべきだ」と指摘しました。

　習副主席はまた「現在、上海万博が開催されている。これは多くの国や地域が経済や文化、技術の交流を行う大きな舞台だ」として、アメリカ国民の中国訪問に歓迎の意を示しました。

　ドナヒュー会長は、上海万博が成功裏に開催できたことに祝賀の意を表した上で「経済貿易協力を強化することは、米中の根本的な利益に合致し、世界の経済・金融情勢の安定にもプラスとなる」とし、商工会議所は中国との協力を引き続き拡大し、米中経済貿易関係の発展に積極的に取り組む姿勢を示しました。（翻訳：ＺＨＬ）