中国の胡錦涛国家主席は14日午後北京で、「中国・アラブ協力フォーラム」第4回閣僚級会議に出席しているアラブ諸国代表団団長と会談しました。

　胡錦涛主席は「中国は以下の三つの面でアラブ諸国と共に努力し、双方の戦略的協力関係を推進していきたい。①政治面の信頼関係を増進させ、国際協力を強化する。②互恵協力を堅持し、経済貿易協力を拡大していく。③伝統的な友情を深め、人的協力を強める」とした上で「中国は中東和平プロセスやアラブ諸国の合法的な民族権利の回復を目指す正義の事業、中東非核地域の確立を支持する」と語りました。

　「中国・アラブ協力フォーラム」第4回閣僚級会議の議長を務めるリビアのクーサ外相とアラブ連盟のムーサ事務局長は「新しい情勢の下で、アラブ諸国は中国との協力を深め、フォーラムの発展を引き続き推進し、双方の戦略協力関係を国と国との関係の手本にするよう取り組んでいく」と述べました。（翻訳：ＺＨＬ）