21日閉幕した第4回両岸経済貿易文化フォーラムの閉幕式で、大陸側は両岸の経済貿易交流を強化し、世界金融危機に共同で対応するための10項目の政策・措置を発表しました。

　これらの措置には、大陸に進出した台湾系企業の発展支援、台湾系企業向け融資の強化、大陸に進出した台湾系企業の産業高度化への支援、台湾系企業の自主革新の奨励と支援、双方向投資の促進、産業協力の強化、電子パネル産業の発展促進、農業協力方法の開拓、台湾農産品の大陸での販路拡大、条件の合った台湾弁護士による大陸業務を認めるなどが含まれています。

　中国共産党中央台湾弁公室の王毅主任は「両岸同胞が自信をもって協力を強化し、合理的に危機に対応すれば、必ずいまの困難な状況は克服され、相互信頼や相互支援、相互利益へ向けたルートが切り開けるに違いない」と強調しました。（翻訳：Yan）