中国の周生賢環境保護相は13日、北京で、都市部の汚水処理、硫黄酸化物処理施設の整備や運営などで、深刻な問題を抱えている地区と企業のリストを公表しました。
公表されたリストには、黒竜江省双鴨山市、浙江省温州市、湖南省などがありました。2005年から2009年末まで、中国の国内総生産(GDP)単位あたりのエネルギー消費量は14.38%減少しましたが、これは定めた「2010年は2005年よりおよそ20%減」という目標達成までにはまだ及びません。
今後の排出削減の目標について、周生賢環境保護相は今年末までに、東部の発達地区が県で汚水処理工場を建設すること、汚水処理ネットワークの整備を速めること、各電力グループが火力発電の硫黄酸化物処理の総合的効果をより高めることなどを取り上げました。さらに、製紙など汚染が大きい企業への管理監督を強化していくと明らかにしました。(朱丹陽)
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