中国全国人民代表大会常務委員会の韓啓徳副委員長は29日、北京で、「建築の省エネとグリーン建築の推進は、中国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に主要な役割を発揮することができ、地球規模の気候変動対策にも重要な影響がある。その上、中国経済の健全で早い成長にも意義がある」との見方を示しました。

　韓副委員長が3日間の会期で開かれる「第6回世界グリーン建築と建築省エネ大会」の開幕式で述べたものです。それによりますと、中国は世界最大の建築市場であり、全国の建築総面積は400億平方メートル以上あり、2020年までにさらに200億平米の新規増加面積が予定されています。韓副委員長は「グリーン建築の発展は資源の節約だけでなく、新しいビジネスチャンスを作り出し、雇用創出にもつながっている」と強調しました。（翻訳：Yan、吉野）