中国外務省の姜瑜報道官は20日北京で行われた定例記者会見で「中国政府が被災地住民に対する心理ケアは秩序よく進められている」と明らかにしました。
このほど、ダライ・ラマは青海地震被災地へ死者の冥福を祈る意思を表明しましたが、これに関する記者の質問に対して、姜瑜報道官は「現在、救援の人力が十分で、救済物資も次々と被災地に送られている。被災地住民は十分な手当てを受けている。それと同時に、政府は地元住民の宗教信仰と風習を十分尊重して、秩序よく心理的ケアを行っている。また、宗教界は済度の活動も行ったりしている」と述べました。
姜瑜報道官は「現在、中国政府と全国人民は全力を挙げて、救援活動を行っている。海外にいるチベット族同胞を含む華僑華人は様々な形で慰問と関心の意を表している」と述べた上で「20日まで、150以上の国や国際組織などが中国の政府と人民の慰問の意を伝えた。日本、韓国、フランス、アメリカとノルウェーは合わせて中国に320万ドルの義援金を寄付した。国際社会からの関心と支持に対して心から感謝する。また、一部の国は被災地に援助を提供する意思を表した」と語りました。(Katsu/Kokusei)
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