中国国家地震局によりますと、14日午前7時49分頃、青海省玉樹チベット族自治州で発生したマグニチュード7.1の地震に続き、午前9時25分頃、マグニチュード6.5の余震がありました。これまでに、多くの家屋が倒壊し、少なくとも300人の死亡、8000人負傷が確認されました。
中国国家防災委員会と民政省は緊急対応措置をとり、テント5000張、コート5万着、布団5万枚を被災地に送りました。また、青海省民政局もテント5000張を用意しました。
玉樹チベット族自治州は青海省南部に位置し、標高4000メートルを超える山間地で黄河、長江、メコン河の水源地帯となっています。
玉樹チベット族自治州の総人口は約30万人で、このうち、チベット族は総人口の9割以上を占めています。この他、漢族や回族、土族などの十数民族が生活しており、全国で少数民族の割合が一番高いところです。(万、吉野)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |