中国外務省の馬超旭報道官は9日、「ハイチの大地震が発生後、中国の医療隊は現地で疾病の観測や治療、防疫などの作業を総合的に行う唯一の医療隊として、関係各側に高く評価された」と明らかにしました。
1月12日、ハイチの大地震が発生した後、中国政府は40人の医療関係者からなる医療援助隊を派遣しました。2月5日まで、中国医療隊は負傷者と患者を延べ3260人手当てしたほか、衛生や疾病予防などに関する宣伝資料を2万部以上配りました。また、医療隊は仮設住宅でも防疫作業を行いました。
エドモンド・ミュレット国連事務特使は中国の支援に感謝の意を表すと共に、中国の医療隊を高く評価しました。
任務を終えた後、中国医療隊は現地時間の8日にハイチを離れ、10日に北京に到着する予定です。
なお、中国政府が援助する3000万元(約4億2000万円)相当の救援物資はすべてハイチ側に渡されました。(Katsu/金井)
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