ブラジルのジャグアリーべ外務次官は8日、ブラジルの首都ブラジリアで15日から2日間の日程で開かれる『BRICs』サミットでは、経済や金融問題が主に討議されると述べました。

　ジャグアリーべ外務次官は「ブラジル、中国、ロシア、印度からなる『BRICs』4カ国は、世界経済と金融市場においてますます重要な役割を果たしており、世界範囲の重要な改革を推し進めている立場にある。4カ国間の協力はより緊密になっている」と述べました。

　また、ジャグアリーべ外務次官は、今回のサミットで4カ国の指導者が金融危機への対応、国際金融と金融機構の改革および世界経済の回復などについて話し合うほか、気候変動やイランの核問題についても議論すると明らかにしました。（訳：恂）