中国映画を紹介する初めての外国語ウェブサイト、「中国映画オンライン」（http://www.chinesefilms.cn）が23日、「香港国際映画テレビ展覧会」で開設しました。香港特別行政区政府の唐英年政務長官が出席し、談話を発表しました。また主催者の中国国際放送局の王庚年局長と中国国家ラジオ・映画・テレビ総局映画管理局の童剛局長がそれぞれ挨拶をしました。

　王庚年局長は挨拶の中で、「中国国際放送局は多言語とマルチメディアによって情報を伝える能力を持っている。『中国映画オンライン』はこれを利用して、インターネットの利用者に中国映画や関連の文化情報などの提供しており、海外の人々が中国語映画や映画関係者を理解するに重要な窓口となっている」と述べました。

　映画管理局の童剛局長は、「中国経済と社会の発展に伴い、映画は創作、新技術の採用、産業化改革などの面で急速に発展し、劇映画の年間生産量はおよそ450本に達し、対外交流もますます多くなっている。ウェブサイト『中国映画オンライン』は海外のインターネットのユーザーが中国映画や中華文化を理解するために便宜を図ると共に中外映画文化の交流をも促進するだろう」と述べました。

　唐英年政務長官は「わが国の経済の発展に伴って、中国映画の発展にも大きな潜在力がある。世界映画界における影響力も次第に向上していくだろう」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：金井）