中国の疾病予防専門家は11日、北京で、「中国人のうち、新型インフルエンザの抗体を持つ者はわずか30%で、新型インフルエンザが南方の夏季や全国の冬・春季に再び流行する可能性があり、引き続きワクチンの接種を行わなければならない」と述べました。
専門家は、「中国で新型インフルエンザは去年末から低下の傾向にあるが、予防を心がけ、用心しなければならない。慢性病患者やお年寄り、妊婦などにワクチン接種をすべきだ」と述べました。
これまでに、中国大陸では合わせて、新型インフルエンザ患者が12万7000人余り報告され、そのうち死亡者は790人余りでした。3月9日までに、大陸では8200万人余りがすでにワクチンの接種を受けました。(翻訳:玉華 チェック:吉野)
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