中国衛生省突発衛生事件対応指揮センターの梁万年主任は4日、中国の新型インフルエンザ対策について「ウイルスに対する免疫がまだ一般的に持たれていないため、対策は依然として厳しい」と述べました。
梁主任は「中国の新型インフルエンザ感染者のうち、慢性の病気がある人や肥満者、妊婦が重症化しやすく、また、重篤な患者や妊婦の死亡率が徐々に高まっている」と明らかにしました。その上で「これから旧正月が近づくにつれ、人々の集まる機会が増え、感染対策は依然として厳しい」との見方を示しました。
中国では、1月2日の時点で、新型インフルエンザの感染者は12万900人に上り、そのうち659人が死亡しています。また去年末までに、4836万人がワクチン接種を受けたということです。(鵬)
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