ルーラ大統領はサミットの総会で、「ラテンアメリカ諸国と中国、インドは気候変動問題で多くの共通認識と協力の可能性を持っている。ラテンアメリカ諸国はこの問題で足並みを揃え、地域問題や国際問題において、より大きな発言権を求めていく」と語りました。
ルーラ大統領はさらに、「アメリカやEU(欧州連合)などの先進経済体はグローバルな発展計画を策定する際、発展途上国や貧困国の利益を度外視している。地球温暖化の原因を途上国の炭素排出に結びつけ、自らの責任を逃れようとしているのだ」と非難しました。
また、ルーラ大統領は、今回のサミットで、アメリカとカナダを除くラテンアメリカとカリブ諸国共同体の設立が合意されたことについて、その歴史的な意義を強調しました。そのほか、ハイチ震災地への復興支援を拡大することを約束しました。(02/24 翻訳者:Lin)
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