中国の立法機関は27日、「権利侵害責任法」について3回目の審議を行いました。この法律は公民や法人が民事上の損害を受けた際にその権益を保護するもの、賠償の範囲と基準を規定しています。最新の草案では大規模な死傷を出した事故などに関する一括賠償が規定されています。民事損害

　この法律は製品欠陥、交通事故、医療による損害、環境汚染、インターネットによる権利侵害、又動物による人への損害などに及んでおり、過失責任と無過失責任を結びつける原則を規定しています。これに基づいて、鉄道事故、炭鉱事故などで企業経営者が無過失でも法律責任を負わなければならなくなります。（翻訳：玉華　チェック：丹羽）