中国外務省の秦剛報道官は北京で2日、イラン核問題について、「外交努力の余地は依然として残っている。関係各国は対話と交渉の継続に向け、さらなる外交努力を行うべきだ」、と中国の一貫した立場を改めて強調しました。
秦報道官はこの日開かれた定例記者会見で、「中国はNPT・核兵器不拡散条約の維持と、中東およびアラビア湾岸地域の和平と安定の維持を一貫して主張している。この考えに立脚し、外交などの手段によるイラン核問題の解決を呼びかける。関係各国は外交努力を一層強化するべきだ」とした上で、中国側としても意思疎通や協力を行う姿勢を示しました。(万、田中)
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