『日本経済新聞』の23日の報道によりますと、トヨタ自動車の豊田章男社長はこのほど、「大規模リコール問題の教訓として、安全管理を強化することが現在の急務だ」と語りました。
米議会の公聴会に参加するため訪米中の豊田社長は22日、『ウォールストリート・ジャーナル』(電子版)に寄稿した文章の中で、ここ数年、技術的な問題にばかり注目し、顧客の声に十分耳を傾けていなかったことを認めました。
また、『基本に立ち戻る時』と題されたこの文章の中で、豊田社長は、「最近、プリウス(PRIUS)とレクサス(LEXUS)の大規模リコールはトヨタにとって恥だ。ここから真剣に教訓を汲み取り、経営方式の抜本的な転換を行いたい」との決意を示しました。
また、問題の再発をいかに防ぐかについては、「顧客の苦情対応体制を見直し、アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれた際、ブレーキを優先する技術を取り入れるなど一連の措置により、品質向上に取り組む」と語りました。(02/24 翻訳者:Lin)
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