国連安保理は16日、自由、公正で透明性があり各派が参加できる連邦議会選挙をイラクに呼びかける声明を発表しました。

　安保理はこの日、イラク情勢をめぐる会議を開き、この中で、イラク問題担当のアド・メルケルト事務総長特別代表がイラク情勢について報告を行いました。

　会議後に発表された声明は「イラク議会選挙の準備作業においてイラク国連監視団の支援を安保理は高く評価する」とした上で、自由、公正、合法的で透明性があり各派が参加できる選挙、そして、イラク国民の意思を反映し、国民の納得がいくような選挙にするようイラクに呼びかけました。（翻訳：コオリ・ミン）